「これ、DVだよね?」
はい。本日もお疲れ様です°˖✧
今日は自分の身の周りにDV男がいたなんて。と思った実体験をお話しようかなと。
初めて出会ったのは仲の良い後輩ちゃんと後輩ちゃんの家でだらだらしていた夕方に後輩ちゃんから「先輩に誘われたんだけど行く?」の一言で行った私たちが良く行くカラオケ。私よりも3つ上の先輩くんは初めましての私の緊張をほぐすように
ずっと私の隣で話を盛り上げてくれるような楽しい印象でした。
その日の解散間際、私と先輩くんは連絡先を交換した。
先輩くんの会おうの誘いはいつも突然で、
「今なにしてる?」「これから○○行くけど行かない?」
「みんなで飲んでるからおいでよ」「○○いるからおいでよ」
「迎え行くから行こうよ」なんて言われて当時は毎日暇していた私は
友達を連れて誘われるがまま行ってました。
会うたびいつも3~4人は集まって遊んでいた。
何回会ったかわからないくらい遊んだあと、ふと二人きりになる瞬間があり
その時にお互いの話を初めてした。本当に普通の少しやんちゃな男の人って感じで
話し方もDVなんて思えないほど穏やかな声質。
そこから急に2人で会うようになり、彼はなんと周りの友達に「俺の彼女」と言っていたことを友達伝いで知りびっくりした事を覚えてる。
いつの間にか彼のペースで進む関係
いつの間にか彼の彼女になっていた事を知り、びっくりした私は
「私って○○のの彼女なの?」と直接聞いてみた。
彼は「え、そうだよ?嫌?」と言われ別に誰とも関係のなかった私、
特に好きでもない彼と付き合うことにした。
彼はその日から私がどこにいるのかを把握したがった。
その度、干渉されたくないタイプの私は彼のどこいるかの問いにうんざりしていた。
ある日のお昼時、彼が寝ている間に小腹が空いたのでコンビニに行くと彼からの着信。
「どこいんの?」「なんで言わないの?」とキレ口調で私に言ってきた。
私は「なんで毎回どこ行くか言わなきゃいけないの?」と言うと
「心配だからに決まってんだろ!」と怒られ、
当時の私は「え。そんなに私のこと好きなの?」と馬鹿な思い込みをしていたのを今でも後悔しているし、当時の私に言ってあげたい。「危ないぞ」と。
その頃の私は夜職を始めたばかりでへとへとになりながら
深夜3時頃に家へ着き、化粧を落とし早く寝たいところへ、またまた彼からの着信。
電話に出た瞬間「おい。なんで連絡しねーんだよ」と落ち着いた声で言われて
私は謝った。それはそうだ。お客様といえど相手は男性で、心配するに決まってる。
慣れない言葉が飛び交う世界に初めましてのお客様に対してどう接すればと考えすぎて疲れた脳を出来る限りにフル回転させて彼が納得いくように説明をしたけれど
彼の怒りの沸点は突如やってきて
「てめー今から俺んち来いよ!ふざけてんのか?あ?」と怒鳴り始めた。
慣れない声に心臓がドクドクと音をたてて
初めて男の人の低くがさついた怒鳴り声に怯えた。
私は怖くなり行くのを躊躇したが、家にまで来られても嫌なので
化粧も落とさないよれた顔で彼の家へ向かい、家に着くと
寒い冬の中、彼は外であぐらをかき座っていた。
「何してるの?外寒くない?中に入ろう?」と言う間もなく私の頬が熱くなった。
彼は持っていたライターを全力で私の顔面めがけて投げつけて
「おせーんだよ!どんだけ待ったと思ってんの?」
「てめーが悪ぃのにこんな待たせることある?」
「馬鹿なの?」「そんなに俺を怒らせたいわけ?」
と覚えてる限りはこれでしたが、私が発言する間もないほど罵倒されました。
「ごめん。」と口から自然と出たのは反省したわけじゃなく、”とりあえず”その場と彼を落ち着かせたい一心だった。
初めて謝った日から変わった彼の態度
そんな喧嘩にもならない一方的な言葉を聞き、やっと落ち着いたのか彼は私に
「でも、俺、お前のことが好きだからここまで言うんだよ?わかってくれる?」
と数秒前の彼はどこへやら。私は怒鳴られた直後ということもあり、「うん」とだけ答え話は終わった。
その日から彼は私に対しての沸点が低くなり
私がおはようのメールを忘れると怒り、
仕事中も電話にでなければ「〇すぞ」とメールや電話で言われ
「○○行くからおいで」と言われても同伴の仕事があったため
「もっと前に言ってくれてたら行けたのに」と言ったら怒鳴られ
「あれとって」と言われ何の気なしにすっと投げたら「喧嘩売ってんの?あ?」
と言われ。そんな日々に我慢が出来なかった私は別れ話を切り出した。
彼は最初は冷静に聞いていたが突然「今まで我慢させてきたことごめん」と泣き始めた
いや、我慢させてきたことではなく、罵倒し続けて私の自信をなくそうとした行為を
謝ってくれ。と思ったが飲み込んだ。
しばらく泣き、私が帰ろうとしたとき「俺、お前に○○してきたし○○だってあげてきたし大事にしてきたんだけど」と言い始めた。
私は「なら、○○は返すね。(プレゼント)」と言うと
彼はいきなり私の腕を掴み壁に私の体を押し付けて
「んなもんいらねーよ!なめてんのか?」と怒鳴った。投げるように私を振り払ったから、おもいきり壁と顔がぶつかり鈍い痛みが走り、パニックに落ちた。
「痛いよ。離して」と言ってみたが彼の怒りはエスカレート。
そのまま私の髪を掴み壁に打ち付けて、彼の方に私を向かせたあと私は初めて殴られる痛みを知りました。奥歯がかけるほどの勢い。
怖さを超えてパニックになり彼に椅子を投げつけ逃げようとしたら玄関の鍵を開ける数秒もない時間でつかまり、また殴られました。
倒れた私の髪を雑に持ち上げ「本当に別れる気?俺と」と勝ち誇った目で言ってきたので「無理です。ごめんなさい。」と涙を流しながら素直に言った。
彼は舌打ちをして私を踏んだ。その後に少し持ち上げた足を私の脇腹におもいきりめりこませ「ふざけんじゃねーよ!」と怒鳴った。
その時、彼の携帯が鳴り、携帯を取りに行った隙に私は必死に逃げた。
まだ外は明るく、髪ぼさぼさで口から血が出てて泣きながら全力疾走した私を通行人が「やばい奴」みたいな目でみていたけど関係ない。本当にやばい奴から逃げてるので。
その後、後輩ちゃんの家でかくまってもらい後輩ちゃんの家族も快く迎えてくれた
後輩ちゃんの携帯に彼からの着信がきて出てもらった内容は
「ちるみいる?なんか俺の友達と喧嘩したみたいで怪我すごかったのにどっか行っちゃったんだよ、、、」、、、、、。は?
彼は穏やか声に戻っていた。後輩ちゃんは「まじですか?私も連絡してみます」としらを切ってくれた。私の携帯も財布も全て彼の家だけど、もう戻りようがないので諦めて新しい財布と携帯を買った。
その後はものすごく探し回られたらしいけど、後輩ちゃん家族と後輩ちゃんのおかげで私は逃げることができた。携帯は替えても番号はそのままにしていたのでショートメールで彼から情緒不安定なメッセージが送られてきていたけれど、無視をし拒否をしました。
私は助けてくれた人がいたから今の幸せがあるけれど、DV男の元にいるほとんどの女性は他に頼れる人がいない、人には言えない、彼が怖いため離れられない。
そんなようなことで溢れてるのかもしれない。
彼らは女性自身の自尊心を無くす言葉を浴びせ続けたり
やりたくないものをやらせて彼ら自身が女性との優劣をつけたり
「お前がこうしたから」と女性を責める事で自分の自信のなさを守ったりするでしょう
最悪、心だけでは済まず女性の体まで傷つけるでしょう。
私の人生にDVはあと2人いました。何故か。
そんな私が彼らと離れることが出来たのは自分の時間をたくさん作り
徐々に”コントロール出来ない女”になっていったから。
自分の時間とは、仕事に没頭するでもいいし美意識を高めてネイルや髪や洋服に走ったり、強い言葉を言われて挫けそうときは世界の偉人の名言なんて読んで自分で自分を励ましたり、そうやって「彼」だけに怯える目を向けてないで「私」だけに綺麗な目を向けると意外と自分のステージが上がって彼とのステージを「きちんと終わらせなきゃ」と意志が向きますよ。
あとは何かあったときの為に相談所の方や友人がそばにいる元で
別れる話を切り出しましょう。私も2人目の時は友人と電話を繋げたままで別れ話をしました。もしもの時は友人が助けてくれる。と心強くさらっと言えました。
女を泣かして平気な面できる男は何よりも惨めですよね。
同じ目に遭えばいいのに。と未だに思う私。
それでは素敵な夜を°˖✧